![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=661x10000:format=jpg/path/sda6cc3866bcfc755/image/ia4812094efd8f4fc/version/1638329582/image.jpg)
例えば
「道路幅員が2.9m」だった...
狭い...
なんてパターンで
作業車が「sf77aのⅢ型」である場合だと
↓
sf77aⅢ型アウトリガー張り出し幅は以下のようになります(おおまかな目安値)
中間1:約2.75m
中間2:約3.15m
最大:約3.25m
(片側のみの張り出しで、ジャッキローラの両端から計測した場合)
ということは
中間1張り出しでの作業であればなんとか「走行は可能」ということになります(路肩に排水マス等がある場合はかなり厳しくなる)
だがしかし...
「走行はできる」がsf77aⅢ型の場合、その他に問題が2つ生じる
①作業範囲的な問題と、
②障害物がある場合に回避しにくい
という問題
前者の場合、橋梁のケタ高の値が大きかったりすると、中間1の作業範囲ではマイナス方向への潜り込み深さが足りず、ケタ下からの目視点検が困難になったりする
後者の場合も、作業半径が小さくなるためブームをじゅうぶんに伏せることが出来ず障害物の回避が難しいということになったりする
では、
幅員が少ないときにはどうすればよいのか
違う機種を選ぶ
ということになる
いちばん無難な選択肢としては
BT-110
あたりをチョイスするというかんじ
↓こちらがBT110のスペック↓
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=gif/path/sda6cc3866bcfc755/image/iaf348258b93f1bcf/version/1638330787/image.gif)
BT110なら中間1の張り出しでもじゅうぶんな潜り込み深さを確保できるので、ケタ下からの目視点検も容易
ただ、作業床デッキ部作業範囲がSFよりも狭くなる、という制限は発生する
↓
ちなみにこちらはBT200のスペック↓
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=660x10000:format=gif/path/sda6cc3866bcfc755/image/i510c6ff2091b4511/version/1638331231/image.gif)
潜り込み深さでいえばBT110
デッキ部作業範囲でいえばBT200
というかんじ
さらにSF77A「Ⅳ型」で考えてみても中間1張り出しの場合だと、潜り込み深さは床面で約4メートルくらいなので、幅員が狭いときはBT110が無難なチョイスになるのかなと思います
とはいえ、実際やってみないとなんとも
というのはあったりします。
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